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Author:東 好孝
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19年9月7日 初診 男性 74歳

この患者さまは、両手、特に右手の指を曲げると痛みとシビレで物を握ることができない。鍼灸と整骨院で治療するも改善しない。特に整骨院では指を強くもまれて、症状が悪化しての来院である。

(現病歴)
約3ヶ月前から徐々に、手を握ると痛みが出るようになり強くにぎれなくなった。『毎日農作業をして、強く握ることが多いことが原因かもしれない。』とのことであった。2か所の鍼灸院に10回ずつぐらい通ったが改善せず。最後に整骨院に行って、痛い指を強い力でもまれてから両手が腫れあがってしまい、治療を中止した。少しはれがひいての来院である。

(検査)
1:両手根屈筋・手根伸筋・腕橈骨筋の筋筋膜障害
2:右椀尺関節・腕橈関節・橈尺関節機能障害

(施術)
上記の障害を、東カイロプラクティック独自のNMRT(神経筋反射テクニック)でタッチするような安全で無痛なテクニックで障害を取り除いた。

(結果)
5回の治療でほぼ改善した。やっと強く握れるようになって大変喜んでいました。

(考察)
この患者さまは、日頃からの両手の酷使が前腕筋群の筋筋膜障害を生じさせたと思われる。この場合、主訴周辺のすべての障害を取り除いて、痛みとシビレが取れた段階で、家で徐々に各指を伸ばすストレッチを行うように指示をした。

整骨院で『指の動きが悪くなっているから動かさないと治らない。』といって、強い力で指をゴリゴリ動かされた。その結果、筋筋膜炎・関節炎を生じたものと思われる。

このように、筋肉が過緊張を起こしているものを無理やり動かすのは、治療どころか壊しているに等しい。

先に筋肉の受容器を正常にして筋を緩めてから、徐々に筋を伸ばすように動かさなくてはいけません。

テーマ : 医療・病気・治療 - ジャンル : 心と身体

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