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先日70代後半の老婦人が腰痛で来院した。聞くと、5ヶ月前に畳を上げようとして痛めたということであった。整形外科で診てもらうと、骨に異常はないからシップと痛み止めで治療終了。

全然効果がなく、何ヶ月経っても治らないからと知人の紹介での来院です。

この方は、当初軽度の圧迫骨折をしていたのではないかと思われた。その理由は、軽度の圧迫骨折の症状と酷似していたからである。軽度で骨がほとんどつぶれていないためレントゲン写真では見逃されることがよくあるようです。

圧迫骨折の初期症状としてはぎっくり腰のように突然の腰痛に襲われ、とにかく寝て起きるのが一番つらい、酷い人は起きるのに1時間ぐらいかかる人もいるようです。しかし、いったん起き上がると嘘のように痛みが軽くなる、軽い鈍痛程度になるようです。

特に年配のご婦人に多い疾患です。この年代の人がぎっくり腰で来院したら、まずこれを除外する検査をします。

このご婦人の場合は、受傷してからすでに半年近く経っているので骨折は完治していると考え、腰椎の関節機能障害と周辺の筋筋膜機能障害を想定して検査をすると、案の定その反応があり、それを治療すると症状がかなり改善したのでこの日の治療を終了した。

このような障害はシップや痛み止めの薬ではほとんど改善しません。筋骨格の機能障害をよく理解したところで治療すれば簡単に改善する腰痛です。
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