FC2ブログ
腕や肩、頭頸部の痛みやシビレのメカニズムについて考えてみたいと思う。このような症状が出ればまず整形外科に行って診察を受けると思うが、診断は頸椎ヘルニアか頸椎症による障害という診断を受けて、治療はと言えば、頚椎のけん引、シップ、痛み止めの薬の3点セットがうちに来院する患者さんの常で、他院でも大体同じようなものではないかと思っています。

しかし、本当に整形外科の言っているように頚椎の障害で症状が起こっているのでしょうか?頚椎の障害で起こっているものも少しはあると思うが、大半は頸椎以外の障害が原因で起こっていると思います。

なぜなら、頚椎以外の障害を取り除くと症状が改善してしまうからです。特に多いのは胸郭と前腕骨間膜の靭帯や筋膜、腱などの結合組織の障害です。

これらの結合組織が何らかの原因で伸ばされると周りの筋が収縮して障害を補正しているのではないかと思います。その結果、過緊張を起こした筋肉は体液の循環障害を伴い痛みやシビレを生じるのではないかと思っています。

この理論は私が信頼している気光整体のT先生の考えなんですが、私も臨床経験から察するにまったくこのとうりだと確信しています。(腕や頭頸部だけではなく体全身の機能障害の理論です)

原因である結合組織の障害をほったらかしで、結果でしかない筋の過緊張を治療してもまたすぐに症状が戻るか、下手をするとさらに緊張を高めてひどい症状になる場合があります。

原因の結合組織の治療をすれば結果の過緊張の筋は勝手に緩んで症状が改善します。よく肩こりなどで僧帽筋の緊張を手でつまんでもみほぐすのをよく見ますが、「そこは原因ではなく結果ですよ」と叫びたくなります。

私たち手技療法家の使命は原因を診つけて速やかに症状の改善に導くことだと思いますが、現実には結果のほうの過緊張筋に対する治療を行っているところが断然多いようです。

症状の改善がイマイチの方は他院での治療も考慮してみてはいかがでしょう。

スポンサーサイト



コメント

コメントの投稿



管理者にだけ表示を許可する

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)


 | BLOG TOP |