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1週間位前に20代の女性が、車をバックさせる時にぶつけた衝撃で頭痛、ふらつきの症状で来院された。

この事故は軽くぶつけただけのもので、助手席の友人は何ともないのに私だけこんな症状が出て不安で来院したものである。事故の翌日、整形外科で診てもらったが骨には異常がないから1週間位で治るといわれたのに改善しないので来院したらしい。

色々検査をして診ると、横隔膜が左右とも緊張していて特に左の上部肋骨が歪んでいた。頸椎自体は問題ないようである。

治療は両横隔膜をタッチエネルギーで開放して、左の上部肋骨の外側を同じようにタッチエネルギーで治療した。

その結果。その場で「ふらつきと頭痛が取れて気分が楽になった」ということであった。ただ両横隔膜の緊張は精神的な障害がある時によくおこることなので、その辺をたずねると「子供の時のトラウマで自分が吐きそうになったり他人が吐いたりするのを見るとパニックが起こるので安定剤を飲んでいる」ということであった。

今日の治療としては主訴が改善したので終了して、次回からパニック障害の治療をすることを告げてお別れした。

パニック障害の治療の経過を次の機会に紹介したいと思う。
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2日前、頭痛、肩こり、息苦しさの症状のある中学生が母親に連れられて来院した。いつ頃から悪いか聞くと、バスケット部に入ってからおかしくなったということであった。また、1週間前には朝、家を出てすぐ2時間ぐらい意識を失っていたという。

バスケの練習中に何か事故はなかったか聞くと、2か月位前に相手と激しくぶつかって肘がみぞおちに入って息ができないぐらい痛いことがあったという。

原因はこれではないかと思い、それ以来今の症状が出たのではないかと聞くと、良く考えるとそのようだという。

そこで、打撲したところを中心に胸郭全体と頸部の触診をすると、右の横隔膜と第5肋軟骨、左背部の1~6肋骨部、左胸鎖乳突筋に過敏な圧痛点がある。

右上腹部から横隔膜に対してイメージエネルギーで緩め、他も同じように緩めたが左上背部だけが取れない。よって脊柱の過敏点を探して、最も過敏なところと鑑別すると劇的に緩む。よって、胸椎2番をイメージエネルギーで緩めて最後に頭蓋を調整した。

以上で、症状の大半が改善したので1回目の治療を終了。

この中学生は、3か所の大きな病院でCTやMRIなどの精密検査を受けたが何の異常もないといわれての来院であった。こんなひどい症状があるのに現代医学の検査では異常として出ないのがおかしいと言わざるを得ない。ましてや、何もしないのに2時間も意識を失っていたというのは大変なことである。

考察:障害の原因は胸腹部打撲時に頸胸部捻挫も起こした結果、頸部全体の過緊張から頭痛が起こり、横隔膜と肋間筋の過緊張で呼吸障害を生じていたものと思われる。交通事故によるむち打ち障害と同じである。

このような軟部組織の障害は手による触診以外では判らないし治療もできないと思う。

病院で異常なしといわれるけどつらい症状のある方は、ぜひ体のことを本当に理解している専門家のところを受診することをお勧めします。

テーマ : 医療・病気・治療 - ジャンル : 心と身体

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