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昨日、80歳近い男性が腰痛で来院した。詳しく聞くと骨盤の中心が重だるくて背筋を伸ばして歩けないし、仰向けで寝ると骨盤の中心が痛くて眠れない。整形外科では「腰椎の2-3番の間が狭く神経を圧迫して痛みが出ているから痛み止めとシップで様子をみましょう」と言われたそうである。

神経根は圧迫されても痛みは出ないが、100歩ゆずって、痛みが出るにしても腰椎2番の神経支配は大腿(ふともも)全面だから、骨盤の中心(仙骨)に痛みだ出ることはありえない。

触診してみると仙骨の可動性が悪いので可動化すると、少しは楽になったが依然重だるく痛む、年齢的に癌などの病気の可能性も視野に入れなければならないが、病院の検査で異常なく、横向きだと痛みがなく寝ることができるということなので、可能性は低い。

重だるい症状の1番高い可能性はリンパ、静脈環流障害である。そこで腹部の触診をすると、下腹部に痛む部位に放散する圧痛が検出された。イメージエネルギーで直腸、膀胱、前立腺の体液還流を改善させると、その場で痛みがなくなって背筋を伸ばして歩けるようになった。

下腹部内臓の過緊張が体液還流を傷害して周辺の感覚受容器を興奮させ痛みが生じていたと私は診ている。整形外科医は痛みイコール神経の圧迫とみているようで、レントゲン写真で背骨の間が狭いところがあると、それが痛みの原因であると説明しているようである。

この患者さんは、6月くらいから悪いようで約4か月も苦しんでいたのである。本当の原因を改善させると症状はその場で嘘のように取れてしまうのである。確かに、すべての患者さんがこのように1回の治療で劇的に改善することはそう多くはないが、少しでも早く改善できるものならそうすべきである。

現代医学がもっと筋筋膜、靭帯、腱や体液還流の障害を理解してくれればと祈るばかりである。
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テーマ : 医療・病気・治療 - ジャンル : 心と身体

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